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古文単語「からし/辛し」の意味・解説【形容詞ク活用】

著者名: 走るメロス
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からし/辛し

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形容詞・ク活用

未然形からくからから
連用形からくからかり
終止形からし
連体形からきからかる
已然形からけれ
命令形からかれ


意味1

(味が)
辛い、塩辛い

[出典]:万葉集
「志賀の海人の火気焼き立てて焼く塩の辛き恋をも我はするかも」

[訳]: 志賀の海人が煙をたてて焼く塩が辛いように、つらい恋を私はすることですよ


意味2

ひどい、むごい

[出典]:明石 源氏物語
「身のためからき目を見るをりをりも多くはべれど...」

[訳]:私にとってもひどい目に遭うことも多くございますが...


意味3

つらい、切ない、苦しい

[出典]:少女 源氏物語
「浅葱をいとからしと思はれたるが、心苦しうはべるなり。」

[訳]:浅葱(色を着なければならない身分であること)を非常につらいとお思いになっているのが、気の毒でございます。


意味4

気にくわない、嫌だ

[出典]:虫めづる姫君 堤中納言物語
からしや。眉はしも、鳥毛虫だちためり。」

[訳]:嫌だわ。眉といったら、毛虫めいて見える。


意味5

危うい、あぶない

[出典]これも仁和寺の法師 徒然草
からき命まうけて、久しく病みゐたりけり。」

[訳]危うい命を拾って、長い間病床についていたのである。


意味6

はなはだしい、並々でない

備考

つらし/辛し
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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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