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古文単語「くまなし/隈無し」の意味・解説【形容詞ク活用】

著者名: 走るメロス
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くまなし/隈無し

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形容詞・ク活用

未然形くまなくくまなから
連用形くまなくくまなかり
終止形くまなし
連体形くまなきくまなかる
已然形くまなけれ
命令形くまなかれ


意味1

影がない、曇りがない、光の届かないところがない

[出典]花は盛りに 徒然草
「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。」

[訳]:花は満開のときだけを、月は雲りがないのだけを見るものであろうか、いやそうではない。


意味2

隠すところがない、残すところがない

[出典]:帚木 源氏物語
くまなく見集めたる人の言ひしことは、げに。」

[訳]残すところがなく(女性と)多く接している人の言ったことは、本当に(その通りである)。


意味3

なんでも知っている、精通している

[出典]:帚木 源氏物語
くまなきもの言ひも、定めかねて...」

[訳]:(女性のことは)なんでも知っている口の達者な人も...

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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