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古文単語「せむ/迫む/逼む」の意味・解説【マ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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せむ/迫む/逼む

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「せむ」には
①迫む/逼む
②責む
③為む
などの用法があるが、ここでは「①迫む/逼む」を扱う。

マ行下二段活用

未然形せめ
連用形せめ
終止形せむ
連体形せむる
已然形せむれ
命令形せめよ


意味1:自動詞

近づく、迫る

[出典]絵仏師良秀 宇治拾遺物語
「家の隣より火出で来て、風おしおほひてせめければ、逃げ出でて大路へ出でにけり。」

[訳]:家の隣から火が発生して、風が(火に)おおいかぶさって(火が)迫ってきたので、(良秀は)逃げ出して、大通りに出てきました。


意味2:他動詞

ぴったりと身に着ける

[出典]:教訓状 平家物語
「黒糸縅の腹巻の、白金物打ったる胸板せめて...」

[訳]:黒糸縅の鎧の、銀の金具を打ち付けた胸板をぴったりと身に着けて...

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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