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古文単語「おぼす/思す」の意味・解説【サ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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おぼす/思す

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動詞「思ふ」の未然形「思は」に尊敬を表す助動詞「す」が付いた「思はす」が変化したもの。
サ行四段活用

未然形おぼさ
連用形おぼし
終止形おぼす
連体形おぼす
已然形おぼせ
命令形おぼせ


意味:他動詞

(「思ふ」の尊敬語で)
お思いになる、お考えになる

[出典]若紫・北山の垣間見 源氏物語
「たまさかに立ち出づるだに、かく思ひのほかなることを見るよと、をかしう思す。」

[訳]:偶然に出てきてさえ、このように思いがけないことに出会うものだよと、面白くお思いになります


備考

「思し+動詞」の形で、「思ひ+動詞」の尊敬表現となる。

[出典]:かぐや姫の昇天 竹取物語
「いみじく思し嘆くことあるべし。」

[訳]:たいそうお思い嘆きになることがあるに違いない。


「思し召す」との違い

同じ意味を持つ言葉に「思し召す」があるが、「思す」よりも「思し召す」の方が敬意が高い。
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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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