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古文単語「あがる/上がる/揚がる/騰がる」の意味・解説【ラ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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あがる/上がる/揚がる/騰がる

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ラ行四段活用

未然形あがら
連用形あがり
終止形あがる
連体形あがる
已然形あがれ
命令形あがれ


意味1:自動詞

(低いところから高いところへ)
移動する、のぼる、あがる

[出典]かぐや姫の昇天 竹取物語
「大空より、人、雲に乗りて下り来て、土より五尺ばかり上がりたるほどに立ちつらねたり。」

[訳]:大空から、人が、雲に乗って降りてきて、地面から5尺ほど上がったところで(浮かび)立ち並んでいます。


意味2:自動詞

時代を遡る、時代が古くなる

[出典]:道長 大鏡
上がりても、かばかりの秀歌えさぶらはじ。」

[訳]時代を遡っても、このような優れた歌はきっとないだろう。


意味3:自動詞

昇進する、官位が高くなる

[出典]:少女 源氏物語
「大臣、太政大臣にあがり給ひて...」

[訳]:大臣は、太政大臣にご昇進なさって...


意味4:自動詞

(武芸などが)
上達する

[出典]:風姿花伝
上がるは三十四、五までのころ、下がるは四十以来なり。」

[訳]:(能の芸が)上達するのは三十四、五歳までのころで、衰えるのは四十歳以降である。


意味5:自動詞

のぼせる

※この用法は、「気のあがる」などの形で用いられる。
[出典]:徒然草
「気のあがる病ありて...」

[訳]のぼせる病があって...


意味6:自動詞

(馬や水しぶきなどが)
跳ね上がる

[出典]:古今著聞集
「やがて上がりて投げけるに、てんさかさまに落ちて...」

[訳]:すぐに(馬が)跳ね上がって(乗っていた人を)放り出し、真っ逆さまに落ちて...


意味7:自動詞

(船や風呂から)
でる

意味8:補助動詞

(「食ふ/飲む」の尊敬語で)
召し上がる
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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