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古文単語「きゆ/消ゆ」の意味・解説【ヤ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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きゆ/消ゆ

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ヤ行下二段活用

未然形きえ
連用形きえ
終止形きゆ
連体形きゆる
已然形きゆれ
命令形きえよ


意味1:自動詞

(形や感情が)
消えてなくなる、なくなる

[出典]ゆく河の流れ 方丈記
「よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」

[訳]:川のよどみに浮かんでいる水の泡は、一方では形が消えてなくなり、一方では形ができたりと、そのままの状態で長くとどまっている例はない。


意味2:自動詞

意識がなくなる、気絶する

[出典]:手習 源氏物語
「いと弱げに、消えもてゆくやうなれば...」

[訳]:ひどく弱々しそうで、だんだん意識がなくなっていく様子なので...


意味3:自動詞

死ぬ、命を失う

※死ぬことを婉曲して表す言葉。
[出典]:蜻蛉 源氏物語
「あはれ知る心は人におくれねど数ならぬ身に消えつつぞ経る」

[訳]:悲しみを知る心は人に劣りませんが、ものの数にも入らない身の私は死ぬような思いで過ごしております

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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