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古文単語「おのづから/自ら」の意味・解説【副詞】

著者名: 走るメロス
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おのづから/自ら

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副詞

意味1

自然に、ひとりでに

[出典]花山院の出家 大鏡
「いかにかくは思し召しならせおはしましぬるぞ。ただ今過ぎば、おのづから障りも出でまうで来なむ。」

[訳]:どうしてそのように(お手紙を持って行こうと)お思いになられたのですか。今が過ぎれば、自然と(人の目を避けて出て行くのに)支障もでて参るに違いありません。


意味2

いつの間にか、知らないうちに、ひょっこりと

[出典]:今昔物語
「庭の中を見れば、たちまちに紫の色の筍三本、おのづから生ひいでたり。」

[訳]:庭の中を見ると、突然紫色のたけのこが三本、ひょっこりと生えてきた。


意味3

偶然に、たまたま、まれに

[出典]はしたなきもの 枕草子
おのづから人の上などうちいひそしりたるに、幼き子どもの聞きとりて、その人のあるにいひ出でたる。」

[訳]たまたま人ことを口にしてけなしていたのを、幼い子どもに聞かれて、それを本人がいる所で口に出してしまうこと。


意味4

ひょっとすると、万一、もしも

[出典]:祇王 平家物語
おのづから後まで忘れぬ御事ならば...」

[訳]もしも(私のことを)のちまでお忘れにならないのであれば...

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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