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古文単語「いかが/如何」の意味・解説【副詞】

著者名: 走るメロス
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いかが/如何

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副詞

意味1

(疑問の意味を表して)
どのように〜か、どう〜か

[出典]:村上の先帝の御時に 枕草子
「『これに、歌よめ。いかがいふべき』と、兵衛の蔵人に給はせたりければ...」

[訳]:「これ(月の明るさ)を(題材に)、歌を詠め。どのように詠める。」と兵衛の蔵人にご命じになったところ...


意味2

(反語表現を用いて)
どうして〜か、いや〜ない

[出典]中納言参りたまひて 枕草子
「かやうのことこそは、かたはらいたきことのうちに入れつべけれど、『一つな落としそ。』と言へば、いかがはせむ。 」

[訳]:このようなことはきまりが悪いことの中に入れてしまうべきですが、「1つでも書き漏らしてはいけない。」と(人々が私に)言うので、どうしたものだろうか、いやどうしようもない(ので書き記しておきます)。


意味3

(ためらいや相手を心配する気持ちを表して)
どうしたものか、どんなものだろうか

[出典]:園の別当入道は 徒然草
「皆人、別当入道の包丁を見ばやと思へども、たやすく打ち出でむもいかが、とためらひけるを...」

[訳]:皆、別当入道の包丁(さばき)を見たいものだと思っても、軽率に口に出して言うのもどんなものだろうか、とためらっていたところ...


意味4

(相手に問いかけて)
どうですか、どうだろうか

[出典]:柏木 源氏物語
いかが、御心地はさはやかにおぼしなりにたりや。」

[訳]どうですか、ご気分はさっぱりお感じになるようになられましたか。


意味5

(強調して)
どんなにか、どれほどか

[出典]:淑景捨 枕草子
「東宮に参りたまふほどのことなど、いかがめでたからぬことなし。」

[訳]:東宮に参上なさるときの行事などは、どんなにか素晴らしいことであろうか。

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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