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古文単語「おぼろけなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】

著者名: 走るメロス
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おぼろけなり

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形容動詞・ナリ活用

未然形おぼろけなら
連用形おぼろけなりおぼろけに
終止形おぼろけなり
連体形おぼろけなる
已然形おぼろけなれ
命令形おぼろけなれ


意味1

普通である、並だ、ありきたりだ

[出典]中納言参りたまひて 枕草子
おぼろけの紙はえ張るまじければ、求めはべるなり。」

[訳]ありきたりな紙を張ることはできそうにないので、(それ相応の紙を)探しているところです。


意味2

格別である、並ではない

※この用法の場合、「おぼろけならず」の意味で用いられる。
[出典]黒鳥のもとに・白波 土佐日記
おぼろけの願によりてにやあらむ、風も吹かず、よき日出で来て、漕ぎ行く。」

[訳]格別な祈願によってであろうか、風も吹かないでよい天気になって、(船を)こいで進む。

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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