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古文単語「きはむ/極む/窮む/究む」の意味・解説【マ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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きはむ/極む/窮む/究む

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マ行下二段活用

未然形きはめ
連用形きはめ
終止形きはむ
連体形きはむる
已然形きはむれ
命令形きはめよ


意味1:他動詞

極める、限界にまで至らせる

[出典]祇園精舎 平家物語
「遠くの異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを極め...」

[訳]:遠く外国(の例)を探すと、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらの者はみな、もとの主君や前の皇帝の政治にも従わず、楽しみの限りを尽くし...


意味2:他動詞

終わらせる、尽くす

[出典]:明石 源氏物語
「何ばかりの過ちにてかこの渚に命をばきはめむ。」

[訳]:どれ程の罪でこの(須磨の)渚で命を終わらせようとするのか。


意味3:他動詞

決める、定める

[出典]:去来抄 先師評
「先師をはじめいろいろと置き侍りて、この冠にきはめたまふ。」

[訳]:先師をはじめ(皆も)いろいろと(歌の上の5文字)置いてみまして、この冠にお決めになります。


意味4:自動詞

限界にまで達する、最高になる

[出典]:車の五緒は 徒然草
「程につけてきはむる官、位に至りぬれば乗るものなり。」

[訳]:(家の)格に応じた最高の官位に達すると乗るものです。

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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