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古文単語「ふきかへす/吹き返す」の意味・解説【サ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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ふきかへす/吹き返す

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サ行四段活用

未然形ふきかへさ
連用形ふきかへし
終止形ふきかへす
連体形ふきかへす
已然形ふきかへせ
命令形ふきかへせ


意味1:自動詞

風向きが変わって逆の方向に吹く

[出典]:後拾遺和歌集 雑五 134 康資王母
ふきかへす東風の返しは身にしみき都の花のしるべと思ふに」

[訳]逆の方向に吹く東風の返しは身にしみました。都の花の様子を知る頼りと思っておりますので。


意味2:他動詞

風が吹いてもとに戻す

[出典]:古今和歌集 景式王
「小夜ふけてなかば長けゆく久方の月吹きかへせ秋の山風」

[訳]:夜が更けて、半ば西に傾いているあの月を吹き戻してくれ、秋の山風よ。


意味3:他動詞

風が袖や裾などをひるがえす、風が物を裏返す

[出典]:新古今集和歌集 藤原定家
「旅人の袖吹き返す秋風に夕日さびしき山の懸け橋」

[訳]:旅人の袖をひるがえす秋風の中、夕日が寂しく照らしている山の懸け橋であるよ。


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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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