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蜻蛉日記『町の小路の女・うつろひたる菊』(さて、九月ばかりになりて〜)の品詞分解

著者名: 走るメロス
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蜻蛉日記『町の小路の女・うつろひたる菊』

ここでは、蜻蛉日記の中の『町の小路の女』の「さて、九月ばかりになりて、出でにたるほどに〜」から始まる部分の品詞分解をおこなっています。書籍によっては『うつろひたる菊』や『なげきつつひとり寝る夜』と題するものもあるようです。

品詞分解

※名詞は省略しています。

さて(接続詞)、
九月
ばかり(副助詞)
に(格助詞)
なり(ラ行四段活用・連用形)
て(接続詞)、
出で(ダ行下二段活用・連用形)
に(完了の助動詞・連用形)
たる(存続の助動詞・連体形)
ほど
に(格助詞)、

の(格助詞)
ある(ラ行変格活用・連体形)
を(格助詞)
手まさぐり
に(格助詞)
開け(カ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)
見れ(マ行上一段活用・已然形)
ば(接続助詞)、

の(格助詞)
もと
に(格助詞)
遣ら(ラ行四段活用・未然形)
む(意志の助動詞・終止形)
と(格助詞)
し(サ行変格活用・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)

あり(ラ行変格活用・終止形)。

あさましさ
に(格助詞)、

「見(マ行上一段活用・連用形)
て(完了の助動詞・連用形)
けり(過去の助動詞・終止形)
と(格助詞)
だに(副助詞)
知ら(ラ行四段活用・未然形)
れ(受身の助動詞・未然形)
む(意志の助動詞・終止形)。」

と(格助詞)
思ひ(ハ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、
書きつく(カ行下二段活用・終止形)。

疑はし(形容詞・シク活用・終止形)
ほか
に(格助詞)
渡せ(サ行四段活用・命令形)
る(完了の助動詞・連体形)

見れ(マ行上一段活用・已然形)
ば(接続助詞)
ここ(代名詞)
や(係助詞)
とだえ
に(格助詞)
なら(ラ行四段活用・未然形)
む(推量の助動詞・終止形)
と(格助詞)
す(サ行変格活用・終止形)
らむ(現在推量の助動詞・連体形)

など(副助詞)
思ふ(ハ行四段活用・連体形)
ほど
に(格助詞)、
むべなう(形容詞・ク活用・連用形のウ音便)、
十月
つごもりがた
に(格助詞)、
三夜
しきり(ラ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)お
見え(ヤ行下二段活用・未然形)
ぬ(打消の助動詞・連体形)

あり(ラ行変格活用・終止形)。

つれなう(形容詞・ク活用・連用形のウ音便)
て(接続助詞)、

「しばし(副詞)
こころみる(マ行上一段活用・連体形)
ほど
に(格助詞)。」

など(副助詞)、
気色
あり(ラ行変格活用・終止形)。

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『教科書 精選古典B』大修館
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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