新規登録 ログイン

10_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

蘇軾『春夜』書き下し文・現代語訳と解説(押韻・詩形など)

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
『春夜』

ここでは、中国の詩人、政治家であった蘇軾(そしょく)の詠んだ『春夜』の書き下し文、現代語訳とその解説を行っています。

白文(原文)

左から右によんでください。

春 宵 一 刻 値 千 金
花 有 清 香 月 有 陰
歌 管 楼 台 声 細 細 
鞦 韆 院 落 夜 沈 沈


書き下し文

春宵一刻 値千金

花に清香有り 月に陰有り

歌管 楼台 声 細細

鞦韆 院落 夜 沈沈

現代語訳(口語訳)

春の夜は、ひとときでも千金の値があると思えるほどすばらしい

花は清らかに香り、月はおぼろにかすんでいる

歌声や楽器の音が鳴り響いていた楼閣も、今はかすかに聞こえるばかりで

ぶらんこのある中庭では、夜が静かにふけてゆく

詩形

この漢詩は七つに並んだ漢字が四つの行からなる、七言絶句というスタイルをとっています。「金(キン)」「陰(イン)」、「沈(チン)」が韻を踏んでいます。(押韻という)

単語解説

春宵春の夜
月に陰有り月が物に覆われて陰になっている様を表している
歌管「管」は器楽のこと
楼台楼閣
鞦韆「しゅうせん」と読む。ブランコの意味
院落屋敷内の中庭


Related_title
もっと見る 


Keyword_title

Reference_title
『教科書 高等学校 標準 古典B 漢文編』 第一学習社
鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 8,981 pt 
 役に立った数 22 pt 
 う〜ん数 2 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。