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『人面桃花(後数日、偶至都城南、復往尋之〜)』現代語訳(口語訳)・書き下し文と解説

著者名: 走るメロス
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『人面桃花』

ここでは、『人面桃花(後数日、偶至都城南、復往尋之〜)』の書き下し文・現代語訳とその解説を行っています。
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白文(原文)

後数日、偶至都城南、復往尋之。
聞其中有哭声、扣門問之。
有老父、出曰、

「君非崔護耶。」


曰、

「是也。」


又哭曰、

「君殺吾女。」


護驚起、莫知所答。
父曰、

「吾女笄年未適人
自去年以来、常恍惚若有所失。
比日之出。
及帰、見左扉有字、読之入門而病。
遂絶食数日而死。
吾老矣。
此女所以不嫁者、将求君子以託吾身
今不幸而殞。
得非君殺之耶。」


又特崔大哭。
崔亦感慟、請入哭之。
尚儼然在
崔挙其首、枕其股、哭而祝曰、

「某在斯、某在斯。」


須臾開目、半日復活。
父大喜,遂以女帰之。

書き下し文

後数日、偶(たまたま)都城の南に至り、復た往きて之を尋ぬ。
其の中に哭声有るを聞き、門を扣いてこれを問ふ。
老父(ろうふ)有り、出でて曰はく、

「君は崔護に非ずや。」と。


曰はく、

「是れなり。」と。


又哭して曰はく、

「君吾が女を殺せり。」と。


護驚き起ちて、答ふる所を知る莫し。
老父曰はく、

「吾が女(むすめ)は笄年(けいねん)にして書を知り未だ人に適かず。
去年より以来、常に恍惚として失ふ所有るが如し。
比日之と出づ。
帰るに及び、左扉に字有るを見て、之を読み門に入りて病む。
遂に食を絶つこと数日にして死せり。
吾老いたり。
此の女の嫁がざりし所以(ゆゑん)の者は、将に君子を求めて以て吾が身を託せんとすればなり。
今不幸にして殞(し)す。
君之を殺すに非ざるを得んや。」と。


又特に大いに哭す。
崔も亦感慟し、入りて之に哭せんと請ふ。
尚ほ儼然として牀に在り。
崔其の首を挙げ、其の股に枕せしめ、哭して祝りて曰はく、

「某(それがし)斯(ここ)に在り、某斯に在り。」と。


須臾(しゅゆ)にして目を開き、半日にして復た活(い)けり。
父大いに喜び、遂に女を以て之に帰(とつ)がしむ。

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『教科書 探求古典B 漢文編』 桐原書店
『教科書 高等学校 古典B 漢文編』 三省堂
鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店

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