新規登録 ログイン

9_80 その他 / その他

蜻蛉日記原文全集「おほやけに相撲のころなり」

著者名: 古典愛好家
Text_level_1
マイリストに追加
蜻蛉日記

おほやけに相撲(すまひ)のころなり

おほやけに相撲(すまひ)のころなり。をさなき人、まゐらまほしげに思ひたれば、装束(さうぞ)かせて出だしたつ。

「まづ殿へ」


とてものしたりければ、車のしりにのせて、暮にはこなたざまに物したまふべき人のさるべきに申(まうし)つけておく。我はあなたざまにと聞くにもましてあさまし。またの日もきのふのごと、まゐるままにえしらで、夜さりは所の雜色(ざうしき)これらかれら、これがおくりせよとて、先立(さいだ)ちて出でにければ、ひとりまかでていかに心に思ふらん、例ならましかばもろともにあらましをと、をさなき心ちに思ふなるべし、うち屈(く)したるさまにて入りくるを見るに、せんかたなくいみじく思へど、なにのかひかあらん。身ひとつをのみ切りくだく心ちす。




Tunagari_title
・蜻蛉日記原文全集「おほやけに相撲のころなり」

Related_title
もっと見る 


Keyword_title

Reference_title
The University of Virginia Library Electronic Text Center and the University of Pittsburgh East Asian Library http://etext.lib.virginia.edu/japanese/
長谷川 政春,伊藤 博,今西 裕一郎,吉岡 曠 1989年「新日本古典文学大系 土佐日記 蜻蛉日記 紫式部日記 更級日記」岩波書店

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 1,547 pt 
 役に立った数 0 pt 
 う〜ん数 0 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。