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18_80 イスラーム世界の形成と拡大 / インド・東南アジア・アフリカのイスラーム化

アフリカ・インド・東南アジアのイスラーム世界(マリ王国、デリー=スルタン朝など) 受験対策問題 36

著者名: レキシントン
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アフリカ・インド・東南アジアのイスラーム世界の発展で押さえておきたいポイント

※赤字部分が問題に出そうな部分です。赤色の暗記シートなどで隠して見てください。

アフリカのイスラーム世界

クシュ王国(紀元前920頃~紀元後350頃)

アフリカでは、イスラーム以前にナイル川上流のスーダンクシュ王国(紀元前920頃~紀元後350頃)が存在し、都メロエを中心に栄えた。クシュ王国はこの遷都後メロエ王国と呼ばれた。最終的にアクスム王国に滅ぼされた。

アクスム王国(紀元前後~9世紀)

クシュ王国を滅亡させたあと、エチオピアに建国されたアクスム人の王国。4世紀にコプト派キリスト教が盛んになった。

ガーナ王国(8世紀以前~1076)

西アフリカにおこった王国で、を多く産出した。イスラムの商人と活発に交易を行い、サハラ縦断交易で栄えた。1076年、北アフリカのベルベル人のイスラーム王朝ムラービト朝によって滅ぼされた。

マリ王国(1240~1473)

西スーダンを中心に、マンディンゴ人が建国した王朝。アフリカの王朝としてイスラーム教を受容し、都トゥンブクトゥを中心に栄えた。マリ王国最盛期の国王がマンサ=ムーサ王(在位1312~1337)で、イスラーム教徒としてメッカに巡礼した際、大量の金を奉納した。マリ王国には、イスラーム世界の大旅行家イブン=バットゥータも訪れた。最終的にソンガイ王国に滅ぼされた。

ソンガイ王国(1473~1591)

ソンガイ族が、ニジェール川流域に建国したイスラーム王朝。都ガオトゥンブクトゥを中心に内陸貿易で栄えた。16世紀にモロッコ軍によって滅ぼされた。

カネム=ボルヌー王国

チャド湖の湖畔に建国された黒人王国で、11世紀末にイスラーム化した。

モノモタパ王国(11世紀~19世紀)

ジンバブエ(石の家)という石造遺跡を中心にアフリカ南部に建国。

・こうしたアフリカのイスラーム化によって、イスラーム商人の交易活動が活発化し、モザンビーク・ザンジバル・キルワ・マリンディ・モンバサ・モガディシュ・ソファラなど、アフリカ各地に交易都市が発達した。また、東アフリカ古来のバントゥー語アラビア語がもとになり、新たにスワヒリ語が生まれた。

インドのイスラーム世界

ガズナ朝(962~1186)

サーマーン朝のマムルークが、アフガニスタンのガズナを中心に建国したイスラーム王朝。10世紀末よりインド進出を繰り返し、インドのイスラーム化の端緒をつくった。ガズナ朝はセルジューク朝ゴール朝の攻撃をうけ、滅亡した。

ゴール朝(1148頃~1215)

アフガニスタンのゴールを中心に成立したイスラーム王朝。ガズナ朝を滅亡させ、インド侵入を繰り返した。ヒンドゥー教国家だった北インドのラージプート諸王朝を破り、インドのイスラーム化が一層進展した。最終的にホラズム朝に滅ぼされた。

奴隷王朝(1206~1290)

奴隷出身で、ゴール朝の武将だったアイバクが、デリーを占領し建国した。この奴隷王朝以降、ハルジー朝、トゥグルク朝、サイイド朝、ロディー朝の5王朝をデリー=スルタン朝(1206~1526)といい、ロディー朝アフガン系で、残りの4王朝はトルコ系であった。

ハルジー朝(1290~1320)

デリー=スルタン朝第2王朝。ジャラールッディーンが奴隷王朝を滅亡させ建国した。アラーウッディーン=ハルジーの時代に南インドデカンに進出し最盛期を迎えた。

トゥグルク朝(1320~1414)

デリー=スルタン朝第3王朝。1398ティムール帝国の侵入を受け衰退した。

サイイド朝(1414~1451)

デリー=スルタン朝第4王朝。ティムール帝国の武将ヒズル=ハンが建国。支配地域はデリー周辺のみで、短期間で滅亡した。

ロディー朝(1451~1526)

デリー=スルタン朝第5王朝。唯一のアフガン系

バフマン朝(1347~1527)

デカン地域を支配したイスラーム王朝。デリー=スルタン朝やヒンドゥー王朝と対立した。

東南アジアのイスラーム世界

マラッカ王国(14世紀末頃~1511)

マレー半島からスマトラ島東岸を支配した港市国家。15世紀半ばにイスラーム化し、東南アジア初のイスラーム王国家となった。ポルトガル人によって滅ぼされた。

アチェ王国(15世紀末頃~20世紀初め)

スマトラ島北端の港市国家で、イスラーム王朝としてマラッカ王国滅亡後、交易で栄えた。20世紀初頭に、オランダとのアチェ戦争に敗れ滅亡した。

マタラム王国(16世紀末頃~1755)

マジャパヒト王国衰退後、ジャワ島東部に建国されたイスラーム王朝。オランダの進出により滅亡した。

バンテン王国(1527頃~1813)

ジャワ島西部におこったイスラーム王朝。胡椒貿易で栄えたが、最終的にオランダ東インド会社に支配された。
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・アフリカ・インド・東南アジアのイスラーム世界(マリ王国、デリー=スルタン朝など) 受験対策問題 36


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『世界史B 教科書』 山川出版社
『世界史B 用語集』 山川出版社

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