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枕草子 原文全集「あてなるもの」

著者名: 古典愛好家
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あてなるもの

あてなるもの。  
  
うす色にしらかさねの汗衫(かざみ)。
  
かりのこ。
  
削り氷(ひ)にあまづら入れて、あたらしき金鋺(かなまり)に入れたる。
  
水晶の数珠(ずず)。
  
藤の花。  
  
梅の花に雪の降りかかりたる。

いみじううつくしきちごの、いちごなどくひたる。
                      
                       
                       
                       
                       
                      
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・枕草子 原文全集「あてなるもの」

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松尾聰,永井和子 1989年「完訳 日本の古典 枕草子」小学館
萩谷朴 1977年「新潮日本古典集成 枕草子 上」 新潮社
渡辺実 1991年「新日本古典文学大系 枕草子・方丈記」岩波書店

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