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23_80 化学基礎:物質の変化 / 化学基礎:中和反応

化学基礎 中和反応の公式

著者名: 藤山不二雄
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中和反応の計算

酸と塩基が過不足なく中和するためには、酸が出す水素イオン[H+]と塩基の出す水酸化物イオン[OH-]の数が等しい必要があります。
ただし、このときに酸と塩基の価数に注意する必要があります。

例えば1molの水酸化ナトリウムを中和させるとき

1価の酸を使った場合

水酸化ナトリウムは1価の塩基ですので、1価の塩基1molを中和させるには1価の酸が1mol必要となります。1価の酸とは、例えば塩酸です。

2価の酸を使った場合

一方で2価の酸を使って中和反応を行うときは、少し勝手が違ってきます。
1価の塩基1molを中和させるためには、2価の酸がであれば0.5molですみます。

公式

酸の価数×酸の物質量=塩基の価数×塩基の物質量

物質量=モル濃度×体積


酸や塩基の電離度に関係なく上記の式が成り立つことを覚えておきましょう。

では実際に問題を解いてみましょう。

0.1mol/lの塩酸20mlに水酸化ナトリウム水溶液を加えて中和させたところ、40.8mlを要した。水酸化ナトリウム水溶液のモル濃度を求めよ。


塩酸は1価の強酸、水酸化ナトリウムは1価の強塩基です。
酸の価数×酸の物質量塩基の価数×塩基の物質量
の式を使えば一発ですね!

求めるモル濃度をCとすると
1×0.1mol/l×20ml=1×Cmol/l×40.8ml
よってC=0.049mol/lとなります。

さいごに

この当たり前の式をちゃんと使えこなせるかどうかがこの分野攻略の重要なポイントです。
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『チャート式 新化学Ⅰ』数研出版
『教科書 化学Ⅰ』三省堂

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