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『山深み春とも知らぬ松の戸に絶え絶えかかる雪の玉水』現代語訳・解説と品詞分解

著者名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、新古今和歌集で詠まれている「山深み春とも知らぬ松の戸にたえだえかかる雪の玉水」という歌について説明していきます。

原文

山深み春とも知らぬ松の戸にたえだえかかる雪の玉水

現代語訳(口語訳)

あまりにも山の奥深くなために、春になったとも気づかない、そんな侘び住まいの松の戸に、雪解けの水で玉のようなしずくが、とぎれとぎれに落ちてくる。

単語・解説


山深み山の奥深く
松の戸松でできた粗末な扉=粗末さを感じる
たえだえとぎれとぎれに
雪の玉水雪解け水のしたたりを玉に例えた表現


※体言止めの技法が使われています。

品詞分解

※名詞は省略してあります。


深み形容詞・ク活用の語幹+接尾語

(格助詞)
(係助詞)
知ら(ラ行四段活用・未然形)
(打消の助動詞・連体形)

(格助詞)

(格助詞)
たえだえ(副詞)
かかる(ラ行四段活用・連体形)

(格助詞)
玉水



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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 新訂国語総合』 第一学習社

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