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『心あてに折らばや折らむ初霜の置き惑わせる白菊の花』現代語訳と品詞分解

著者名: 走るメロス
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はじめに

ここでは、古今和歌集で詠まれている「心あてに折らばや折らむ初霜の置き惑わせる白菊の花」という歌について説明していきます。

原文

心あてに折らばや折らむ初霜の置き惑わせる白菊の花

現代語訳(口語訳)

もし折るとするならば、あてずっぽうで折ることになろうか。初霜が降りて一面が真っ白になっており、見分けにくくなっている白菊の花よ。

解説・鑑賞のしかた

霜が降りたので、辺り一面が真っ白になっています。また白菊の花は真っ白なので、霜との区別が難しくなっています。このように白い花が雪や霜にまぎれるというのはよく用いられる表現で、漢詩からインスパイアされたものです。

この歌は二句切れで、体言止めの表現技法を用いています。

品詞分解

※名詞は省略してあります。

心あて
(格助詞)
折ら(ラ行四段活用・未然形)
(接続助詞)
(係助詞)
折ら(ラ行四段活用・未然形)
(意志の助動詞・連体形)
初霜
(格助詞)
置き惑わせ(サ行四段活用・已然形)
(存続の助動詞・連体形)
白菊
(格助詞)


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『教科書 国語総合』 大修館書店
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 新国語総合 古文編』 教育出版

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