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9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

山部赤人『若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る』現代語訳と品詞分解

著者名: 走るメロス
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はじめに

ここでは、万葉集で詠まれている「若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る」という歌について説明していきます。

原文

若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る

現代語訳

若の浦に潮が満ちてくると干潟が無くなるので、葦の生えている岸辺に向かって、鶴が鳴きながら飛んで行くことよ。

単語


潟をなみ「Aを+形容詞語幹B+み=AがBなので」と訳す。このことから、「干潟がないので」となる


品詞分解

※名詞は省略してあります。

若の浦
(格助詞)

満ち来れ(カ行変格活用・已然形)
(接続助詞)

(間接助詞)
(形容詞・ク活用・語幹の用法)
(原因理由を表す接尾語)
葦辺
(格助詞)
さし(サ行四段活用・連用形)
(接続助詞)

鳴き(カ行四段活用・連用形)
渡る(ラ行四段活用・終止形)

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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 国語総合 古文編』 教育出版

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