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柿本人麻呂『ささなみの志賀の唐崎幸くあれど大宮人の船待ちかねつ』現代語訳と品詞分解

著者名: 走るメロス
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はじめに

ここでは、万葉集で詠まれている「ささなみの志賀の唐崎幸くあれど大宮人の船待ちかねつ」という歌について説明していきます。

原文

ささなみの志賀の唐崎幸くあれど大宮人の船待ちかねつ

現代語訳(口語訳)

志賀の唐崎という地は、昔とかわらないままであるが、(昔ここを行き来したであろう)大宮人の船にはもう出会えなくなってしまった。

単語


ささなみの「大津」・「志賀」の枕詞
志賀現在の滋賀県滋賀郡およびその一体
幸くさいわいに
大宮人宮中に仕えている人を指す言葉
待ちかねつ「かね」は「~しようとしてもできない」の意


品詞分解

※名詞は省略してあります。

ささなみの(枕詞)
志賀
(格助詞)
唐崎
幸く(副詞)
あれ(ラ行変格活用・已然形)
(接続助詞)
大宮人
(格助詞)

待ちかね(ナ行下二段活用・連用形)
(完了の助動詞・終止形)

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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 国語総合 古文編』 教育出版

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