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『五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする』 現代語訳と品詞分解

著者名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、古今和歌集で詠まれている「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」という歌について説明していきます。

原文

五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする

現代語訳

五月がみどころの花橘の香をかぐと、昔の恋人の袖のにおいがすることだ。

解説・鑑賞のしかた

この歌は、誰が詠んだかはわからず、よみ人知らずとなっています。伊勢物語にものっている歌で、別れた奥さんと再会したときに詠んだ歌として紹介されています。香で過ぎ去った昔の日々を思い出す、切なさのある歌ですね。

単語


昔の人昔馴染みの人。ここではおそらく昔の恋人のこと
袖の香ぞする「袖の香」とは、袖にたきつけたお香のかおりのこと
ぞ~する係り結びの法則


品詞分解

※名詞は省略してあります。

五月
待つ(タ行四段活用・連体形)
花橘
(格助詞)

(格助詞)
かげ(ガ行四段活用・已然形)
(接続助詞)

(格助詞)

(格助詞)

(格助詞)

(係助詞)
する(サ行変格活用・連体形)
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『教科書 高等学校国語 国語総合』 東京書籍
『教科書 精選国語総合』 東京書籍
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 高等学校 国語総合 古典編』 三省堂

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