新規登録 ログイン

9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

『世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし』 意味と文法・品詞分解

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
はじめに

このテキストでは、古今和歌集で詠まれている「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」という歌について説明していきます。

原文

世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし

現代語訳

この世の中に、桜というものがなかったら、春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに

解説・鑑賞のしかた

この歌は、在原業平によって詠まれたものです。
春の季節には、桜があるために人々の心が穏やかでないことを述べて、人の心を騒ぎ立てる力のある桜の素晴らしさを伝えようとしている作品です。

単語


たえて「全く」の意。否定語をともなう副詞
せば~まし「~だろうに」の意
のどけし「落ち着いている」の意


品詞分解

※名詞は省略してあります。

世の中
(格助詞)
たえて(副詞)

(格助詞)
なかり(形容詞・ク活用・連用形)
(過去の助動詞・未然形)
(接続助詞)

(格助詞)

(係助詞)
のどけから(形容詞・ク活用・未然形)
まし(反実仮想の助動詞・終止形)

Related_title
もっと見る 


Keyword_title

Reference_title
『教科書 高等学校 国語総合 古典編』 三省堂
『教科書 高等学校国語 国語総合』 東京書籍
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 190,496 pt 
 役に立った数 134 pt 
 う〜ん数 13 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。