新規登録 ログイン

10_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

『画竜点睛』 書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
『画竜点睛』

ここでは、「最後の仕上げが不十分で肝心なところがかけている」という意味の「画竜点睛を欠く」ということわざの由来となった故事、画竜点睛の書き下し文、そして現代語訳を記しています。

白文(原文)

張僧繇、呉中人也。
武帝崇飾仏寺、多命僧繇画之。

金陵安楽寺四白竜、不点眼睛。
毎云、点睛即飛去。

人以為妄誕、固請点之。須臾雷電破壁、両竜乗雲、騰去上天。
二竜点眼者見在

書き下し文

張僧繇(ちょうそうよう)は、呉中(ごちゅう)の人なり。
武帝仏寺を崇飾(すうしょく)し、多く僧繇に命じて之を画(ゑが)かしむ。

金陵の安楽寺の四白竜は、眼睛を点ぜず。毎(つね)に云う、

「睛(ひとみ)を点ぜば即ち飛び去らん、と。」


人以つて妄誕と為し、固く之を点ぜんことを請ふ。須臾(しゅゆ)にして雷電ありて、壁を破り、両竜雲に乗り、騰(をど)りして上天に去る二竜の未だ眼を点ぜざる者見在す

※「騰(をど)りして上天に去る」は、「騰去(とうきょ)して天に上(のぼ)る。」とする解釈もあります。
※「二竜の未だ眼を点ぜざる者見在す」、は、「二竜の未だ眼を点ぜざるものは、見(げん)に在り」とする解釈もあります。

次ページ:現代語訳(口語訳)

1ページへ戻る
前のページを読む
1/3
次のページを読む

Related_title
もっと見る 


Keyword_title

Reference_title
鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店
『教科書 国語総合』 筑摩書房
『教科書 高等学校 標準 古典B 漢文編』 第一学習社

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 236,467 pt 
 役に立った数 243 pt 
 う〜ん数 25 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ