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『狐借虎威(虎の威を借る狐)』 書き下し文と現代語訳・文法の解説

著者名: 走るメロス
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狐借虎威(虎の威を借る狐)

ここでは、「狐借虎威(虎の威を借る狐)」の書き下し文、そして現代語訳を記しています。

漢文(白文)

虎求百獣食之。
得狐、狐曰

「子無敢食我。天帝使我長百獣。今、子食我是逆天帝命。子以我為不信、吾為子先行。子随我後観。百獣之見我敢不走乎。」


虎以為然。故遂与之行。
獣見之皆走。虎不知獣畏己走也。以為畏狐

書き下し文

虎、百獣を求めて之を食らふ。

狐を得るに狐曰はく、

「子敢えて我を食らふなかれ。天帝我をして百獣に長たらしむ。今、子我を食らわば是れ天帝に逆らふなり。子我を以って信ならずと為さば、吾子の為に先行せん。子我が後に随(したが)ひて観よ。百獣の我を見て敢えて走らざらんや。」と。


虎、以って然りと為す。故に遂に之と行く。獣之を見て、皆走る。虎獣の己を畏れて走るを知らざるなり。以って狐を畏ると為すなり。

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鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店
『教科書 新編国語総合』 第一学習社
『教科書 高等学校国語総合』 第一学習社
『教科書 新訂国語総合』 第一学習社

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