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10_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

論語『子曰。君子食無求飽(君子、食飽くを求むること無く)』解説・書き下し文・口語訳

著者名: 春樹
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中国の思想家孔子が述べたものを弟子たちがまとめたもの、それが論語です。ここでは、論語の第1章「学而第一」の第14、「君子は食飽くを求むること無く」の解説をしています。

白文

子曰、君子食無求飽、無求安。敏於事慎於言、就有道而正。可謂好学也已


書き下し文

子曰わく、君子、食飽くを求むること無く、居に安きを求むること無し。事に敏にして言に慎み、有道に就きて正す。学を好むと謂うべきのみ。


現代語訳(口語訳)

孔子はおっしゃいました。

『君子というものは、贅沢な食事を求めることはなく、居心地のいい家を求めることもありません。行動は機敏ですが、言動は慎重をきして、徳の高い人に自分を正してもらうように振る舞います。このような人こそが、学問好きと言えるでしょう』と。



君子

ここでは、徳の高い人を指す。


居る場所、家や居場所と捉えることができる。


置き字の1つ。読まずに、「~て」や「~だけれども」のように接続を表します。
やっかいなのは、順接と逆接、どちらの場合でも使われるという点です。見分け方は、文脈から判断するしかありません。


置き字の1つ。文末に置いて、その文を強調するために使われます。 文意が強くなるだけで、特にそれ以上の意味はありません。

也已

「のみ」と読む。
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『渋沢栄一 論語の読み方』三笠書房
青空文庫http://www.geocities.co.jp/Berkeley/3776/rongo_index.html

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