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10_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

『登鸛鵲楼(かんじゃくろうに登る)』書き下し文・現代語訳(口語訳)と文法解説 王之渙

著者名: 走るメロス
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はじめに

ここでは、中国の詩人 王之渙が詠んだ「登鸛鵲楼(鸛鵲楼に登る)」という句の書き下し文と現代語訳、そして解説を行っています。

原文(白文)

左から右に読んでください。

白 日 依 山 盡
黄 河 入 海 流
欲 窮 千 里 目
更 上 一 層 樓


書き下し文

白日、山に依りて尽き

黄河、海に入りて流る。

千里の目を窮めんと欲して

更に上る一層の楼。

現代語訳

太陽が、山に向かって沈んでいき

目の前にある黄河は、海に向かってながれている。

この雄大な景色を千里先まで見極めようとして

更に1つ上の階へと登った。

楽しみ方

この句は、1句目の「日」と2句目の「河」の色の対比、そして1句目の「山」と2句目の「海」という景色の対比、そして3句目の「千」と4句目の「一」の数字の対比のように、すべての句が対句によって成り立っています。このような句のことを偶体絶句と言います。絶句なのは、5つで1セットの漢字が4段になっているからですね。

単語


鸛雀樓「かんじゃくろう」建物の名前
白日太陽を表す。2句目の「黄」河との対比を感じること。


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鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店
『教科書 精選国語総合』 東京書籍
『教科書 新編国語総合』 第一学習社

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