新規登録 ログイン

1_80 古典:読み解き / 古文:文章の訳/読み解き

枕草子 『香炉峰の雪』 現代語訳と解説

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
『香炉峰の雪』

このテキストでは、清少納言の書いた枕草子の中の第二百九十九段、「香炉峰の雪」(雪のいと高う降りたるを〜)の現代語訳・口語訳とその解説をしています。

原文

雪のいと高う降りたるを例ならず御格子まゐりて、炭櫃に火おこして、物語などして集まりさぶらうに、

「少納言よ。香炉峰の雪いかならむ。」


仰せらるれば、御格子上げさせて、御簾を高く上げたれば、笑はせたまふ。人々も

さること知り、歌などにさへ歌へど、思ひこそよらざりつれ。なほ、この官の人にはさべきなめり。」


と言ふ。

現代語訳

雪がたいそう高く降り積もっているのに、いつもと違って御格子をお下げ申し上げて、火鉢に火をおこして、皆で話などをして集まってお仕え申し上げていると、(中宮定子様が、)

「清少納言よ。香炉峰の雪はどうであろうか。」


とおっしゃるので、(私は人に命じて)御格子を上げさせて、御簾を高く上げたところ、(中宮定子様は)お笑いになります。(周りにいた他の)女房も

「そのようなこと(香炉峰の雪のこと)は知っておりますし、歌などに詠むことまでありますが、(このように御簾を上げようとまでは)思いつきませんでした。(あなたは)やはり、この中宮のお側につく人にふさわしい人のようです。」


と言っています。

次ページ:このお話の楽しみ方とテストに出題されそうな問題

1ページへ戻る
前のページを読む
1/2
次のページを読む

Related_title
もっと見る 


Keyword_title

Reference_title
『教科書ガイド 中学校国語 国語3年』文理
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 中学校国語3』 学校図書

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 67,076 pt 
 役に立った数 27 pt 
 う〜ん数 6 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。