新規登録 ログイン

1_80 古典:読み解き / 古文:文章の訳/読み解き

『田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける』現代語訳と解説

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
はじめに

このテキストでは、万葉集で詠まれている「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける」という歌の現代語訳・口語訳とその解説をしています。

原文

田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ 富士の高嶺に雪は降りける

現代語訳

田子の浦を通って(富士山の見えるところまで)出てみると、富士山の高いところには真っ白い雪が積もっていることだよ。

解説

この句は、山部赤人が詠んだ句です。山部赤人は奈良時代の歌人ですが、その経歴はよくわかっていません。柿本人麻呂とともに歌聖と呼ばれています。

田子の浦とは現在の静岡県にあたります。「田子の浦」の「ゆ」があるからリズムよく読めないという方もいらっしゃるでしょうが、「ゆ」は「~を通って」を意味しますのでこの「ゆ」がないと、田子の浦で富士山を眺めたのか、それとも田子の浦から離れたところで富士山を見たのかがわからなくなってしまいます。

ちなみにこの句は小倉百人一首にも登場してきますが、小倉百人一首では「田子の浦にうち出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ」と改編されています。
Related_title
もっと見る 


Keyword_title

Reference_title
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書ガイド 中学国語3 伝え合う言葉』日本教育システム
『教科書ガイド 中学校国語 国語3年』文理
『教科書 中学校国語3』 学校図書
『教科書 伝え合う言葉 中学国語3』 教育出版

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 122,610 pt 
 役に立った数 75 pt 
 う〜ん数 20 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。