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17_80 中世の社会・文化と東アジア / 南北朝時代・室町時代

室町文化(北山文化)の特徴と作品

著者名: 早稲男
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はじめに

室町時代初期の文化のことを北山文化と呼びます。
ここではその詳細についてみていきましょう。
建築物

鹿苑寺金閣

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北山文化の最たる象徴は、やはり鹿苑寺金閣(金閣寺)でしょう。
3大将軍足利義満が建立したこの寺は、みなさんご存知の通り全てが金で飾られています。
しかしながら本来のものは1950年に消失してしまっており、現存するものは新しく建て替えられた物になります。

鹿苑寺金閣の特徴は
1階:寝殿造り

2階:武家造り

3階:禅宗様式


南北朝の動乱を経て、それまでの伝統的であった公家の文化と、新興勢力である武士の文化、そして交易によって大陸からもたらされた禅宗の精神を見事に体現している建物です。
この鹿苑寺金閣の造りを覚えるだけで、室町文化初期の風潮を理解することができるのです。
水墨画

明との交易によって、水墨画が伝来しました。
日本の水墨画界の初期の作品としては以下のものが有名です。
作品名作者
寒山図可翁
瓢鮎図如拙
寒山拾得図周分

瓢鮎図
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能楽

現代に伝わる能楽が完成したのもこの時代です。
能楽は、滑稽なモノマネ芸である猿楽と、田植えを面白おかしく表現した田楽とをかけ合わせたことが始まりでした。

観世座で活躍した、観阿弥世阿弥の親子によって大成したと言われています。
能の理論書として、「風姿花伝」が世阿弥により編纂されています。
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『日本史用語集』 山川出版
『教科書 詳解 日本史B』 三省堂

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