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源氏物語 桐壺 その3 若宮の御袴着
著作名: 春樹
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【源氏物語 原文】

この御子三つになりたまふ年、御袴着のこと一の宮のたてまつりしに劣らず、内蔵寮、納殿の物を尽くして、いみじうせさせたまふ。それにつけても、世の誹りのみ多かれど、この御子のおよすげもておはする御容貌心ばへありがたくめづらしきまで見えたまふを、え嫉みあへたまはず。ものの心知りたまふ人は、「かかる人も世に出でおはするものなりけり」と、あさましきまで目をおどろかしたまふ。
【現代語訳】

二の宮が3歳になられる歳に袴着の儀式が行われました。一の宮のそれに劣らないようにと、内蔵寮(くらづかさ)や納殿(おさめどの)の財をつくして、儀式は盛大に行われました。

世間の批判は多いのですが、成長されるこの二の宮の美貌と聡明さとが類のないものだったので、誰も二の宮を悪く思うことはできませんでした。

有識者は、「このように美しい方がよくも人間界にお生まれになられたものだ」と口を揃えて驚いていました。

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