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古文単語「おほわらは/大童」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
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おほわらは/大童
名詞
■意味
兜をかぶるときの髪型、髪が乱れて垂れたざんばら髪。
[出典]:能登殿最期 平家物語
「鎧の草摺(くさず)りかなぐり捨て、胴ばかり着て、大童になり、大手を広げて立たれたり。」
[訳]:鎧の草摺りを強く掴んで引っ張り捨て、胴(の武具)だけ着て、ざんばら髪になり、大手を広げて立っていらっしゃった。
「鎧の草摺(くさず)りかなぐり捨て、胴ばかり着て、大童になり、大手を広げて立たれたり。」
[訳]:鎧の草摺りを強く掴んで引っ張り捨て、胴(の武具)だけ着て、ざんばら髪になり、大手を広げて立っていらっしゃった。
備考
兜をかぶるときは普通、髪を束ねずにかぶるので、兜を取ると「大童」の姿となる。このことから、「戦場で大童になる=兜が外れるぐらい奮闘している様子」から、のちに、一生懸命になっている姿を意味するようになった。
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