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古文単語「いたづらになる/徒らに成る」の意味・解説【連語】
著作名: 走るメロス
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いたづらになる/徒らに成る

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連語

形容動詞「いたづらなり」の連用形「いたづらに」とラ行四段活用「なる」が一語になったもの。活用は次の通り。

ラ行四段活用

未然形いたづらなら
連用形いたづらなり
終止形いたづらなる
連体形いたづらなる
已然形いたづらなれ
命令形いたづらなれ


意味1

無駄になる、役に立たなくなる、無用のものになる

[出典]丹波に出雲といふ所あり 徒然草
「...とて、さし寄りて、据ゑ直して、往にければ、上人の感涙いたづらになりにけり。」

[訳]:...といって、(獅子に)近づいて(位置を元に)置き戻して、行ってしまったので、上人の涙は無駄になってしまいました。


意味2

死ぬ、はかなくなる

[出典]梓弓 伊勢物語
「...と書きて、そこにいたづらになりにけり。」

[訳]:...と書いて、そこに死んでしまいました。


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