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古文単語「わびしげなり/侘びしげなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
著作名: 走るメロス
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わびしげなり/侘びしげなり

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形容動詞・ナリ活用

未然形わびしげなら
連用形わびしげなりわびしげに
終止形わびしげなり
連体形わびしげなる
已然形わびしげなれ
命令形わびしげなれ


意味1

やるせなさそうだ、悲しそうだ、辛く苦しそうだ

[出典]にくきもの 枕草子
「ねぶたしと思ひて臥したるに、蚊の細声にわびしげに名のりて、顔のほどに飛びありく。」

[訳]:眠たいと思って横になっていると、蚊が細い声でやるせなさそうに羽音をたてて、顔のあたりを飛び廻っている(のはしゃくに障る)。


意味2

みすぼらしい、貧乏じみている

[出典]:上にさぶらふ御猫は 枕草子
「夕つ方、いみじげに腫れ、あさましげなる犬のわびしげなるが、わななきありけば...」

[訳]:夕方ごろ、たいそう腫れ上がり、あきれるほどひどい様子の犬でみすぼらしいのが、震えて歩くので...


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