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古文単語「しるし/著し」の意味・解説【形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
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しるし/著し

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形容詞・ク活用

未然形しるくしるから
連用形しるくしるかり
終止形しるし
連体形しるきしるかる
已然形しるけれ
命令形しるかれ


意味1

はっきりしている、際立っている、顕著だ

[出典]にくきもの 枕草子
「伊予簾など掛けたるに、うちかづきて、さらさらと鳴らしたるも、いとにくし。帽額の簾はまして、こはしのうち置かるる音、いとしるし。」

[訳]:伊予の国産の簾(すだれ)などが掛けてあるのを、(くぐるときにそれを)頭にのせて、さらさらと音をたてさせるのも、たいそうしゃくに障る。帽額の簾はさらに、木端が敷居にあたる音が、たいそうはっきりしている(ので耳に障る)。


意味2

予想通りだ、思った通りだ、ぴったり合う

※この用法の場合、多くが「〜もしるし」の形で用いられる。
[出典]:都遷り 方丈記
「世の乱るる瑞相とか聞けるもしるく...」

[訳]:世の中が乱れる前兆とか聞いたのも予想通りで...


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