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古文単語「まさし/正し」の意味・解説【形容詞シク活用】 |
著作名:
走るメロス
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まさし/正し
形容詞・シク活用
未然形 | まさしく | まさしから |
連用形 | まさしく | まさしかり |
終止形 | まさし | ◯ |
連体形 | まさしき | まさしかる |
已然形 | まさしけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | まさしかれ |
■意味1
(予想したことが)
本当だ、正しい。
[出典]:古今和歌集
「逢坂の関しまさしきものならば飽かず別るる君をとどめよ」
[訳]:逢坂の関が(名前の通り)、本当(に人を止める関である)ならば、名残惜しく別れて行くあの人を引き止めておくれ
「逢坂の関しまさしきものならば飽かず別るる君をとどめよ」
[訳]:逢坂の関が(名前の通り)、本当(に人を止める関である)ならば、名残惜しく別れて行くあの人を引き止めておくれ
■意味2
確かだ、間違いない。
[出典]:名を聞くより 徒然草
「また、如何なる折ぞ、ただ今、人の言ふ事も、目に見ゆる物も、我が心の中に、かかる事のいつぞやありしかと覚えて、いつとは思ひ出でねども、まさしくありし心地のするは、我ばかりかく思ふにや。」
[訳]:また、どのようなときであったか、今、人が言うことも、目に見える物も、自分の心の中で思っていることも、このようなことはいつだったかあった気がするなと思えて、(それが)いつとは思い出せないが、間違いなくあった気がするのは、私だけがこう思うのであろうか。
「また、如何なる折ぞ、ただ今、人の言ふ事も、目に見ゆる物も、我が心の中に、かかる事のいつぞやありしかと覚えて、いつとは思ひ出でねども、まさしくありし心地のするは、我ばかりかく思ふにや。」
[訳]:また、どのようなときであったか、今、人が言うことも、目に見える物も、自分の心の中で思っていることも、このようなことはいつだったかあった気がするなと思えて、(それが)いつとは思い出せないが、間違いなくあった気がするのは、私だけがこう思うのであろうか。
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