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古文単語「せむ/責む」の意味・解説【マ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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せむ/責む

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「せむ」には
迫む/逼む
②責む
③為む
などの用法があるが、ここでは「②責む」を扱う。

マ行下二段活用

未然形せめ
連用形せめ
終止形せむ
連体形せむる
已然形せむれ
命令形せめよ


意味1:他動詞

苦しめる、悩ます

[出典]:古今和歌集
「冬は霜にぞせめらるる...」

[訳]:冬は霜に悩ませられる...


意味2:他動詞

(過失や罪などを)
とがめる、責める

[出典]:師輔 大鏡
責め申させたまひければ...」

[訳]:おとがめ申し上げなさったので...


意味3:他動詞

催促する、せがむ、せきたてる

[出典]姨捨 大和物語
「『もていまして、深き山に捨て給びてよ。』とのみ責めければ、責められわびて、さしてむと思ひなりぬ。」

[訳]:「(伯母を)連れていらっしゃって、深い山にお捨てになってください。」とばかりせきたてたので、(男も)せきたてられて困り、そうしようと思うようになりました。


意味4:他動詞

追求する、求める

[出典]:三冊子
「その誠を責めざるゆゑなり。」

[訳]:その真実を追求しないからだ。


意味5:他動詞

馬を調教する、乗りならす

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