manapedia
古文単語「せちに/切に」の意味・解説【副詞/形容動詞】
著作名: 走るメロス
347 views
マナペディア(manapedia)とは、中学校・高等学校で勉強する科目に特化した、マナビを共有し合う場です。たくさんのテキストの中からあなたにあったマナビを探したり、あなたが学習・勉強してきたマナビを形に残したりすることができます。テキストの内容に関しては、他の参考文献をご覧になり、ご自身の責任のもとご判断・ご利用頂きますようお願い致します。

せちに/切に

ALT

副詞

意味1

(「思ふ/言ふ」などを修飾して)
ひたすら、しきりに、一途に

[出典]火鼠の皮衣 竹取物語
「この翁は、かぐや姫のやもめなるを嘆かしければ、よき人にあはせむと思ひはかれど、せちに「否」と言ふことなれば...」

[訳]:この翁は、かぐや姫が独身であるのを嘆かわしく思っていたので、よい人と結婚させようと思い画策するのですが、ひたすら「いやだ」と言うことであるので...


意味2

(希望・命令・当然などの表現を伴って)
ぜひとも

[出典]:大和物語
「いとせちに聞こえさすべきことありて...」

[訳]:本当にぜひとも申し上げようかと思うことがあって。...


備考

ナリ活用の形容動詞「せちなり/切なり」の連用形とする考え方もある。その場合の活用は以下の通り。

未然形せちなら
連用形せちなりせちに
終止形せちなり
連体形せちなる
已然形せちなれ
命令形せちなれ


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。