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古文単語「なきにしもあらず/無きにしもあらず」の意味・解説【連語】
著作名: 走るメロス
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なきにしもあらず/無きにしもあらず

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連語

ク活用の形容詞「なし」の連体形「なき」+断定の助動詞「なり」の連用形「に」+副助詞「しも」+ラ行変格活用「あり」の未然形「あら」+打消の助動詞「ず」の終止形「ず」
意味

必ずしもないというわけではない

[出典]東下り 伊勢物語
「渡守、『はや舟に乗れ。日も暮れぬ。』といふに、乗りて渡らむとするに、皆人ものわびしくて、京に、思ふ人なきにしもあらず。」

[訳]:船頭が、「はやく船に乗れ。日も暮れてしまう。」と言うので、(船に)乗って渡ろうとするのですが、皆なんとなく悲しくて、都に、恋しく思う人がないわけではないのです。


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