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古文単語「あらぬ」の意味・解説【連体詞】
著作名: 走るメロス
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あらぬ

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連体詞

意味1

他の、別の、違った

[出典]:上にさぶらふ御猫は 枕草子
「暗うなりて、物食はせたれど食はねば、あらぬものに言ひなしてやみぬるつとめて...」

[訳]:暗くなって、食べ物を食べさせたけれど食べないので、(この犬は翁丸だとは)別のものだと言い繕って(議論が)終わった翌朝...


意味2

不適当な、望ましくない、とんでもない

[出典]:重衡被斬 平家物語
「あつきころなれば、いつしかあらぬ様になりたまひぬ。」

[訳]:暑い頃なので、(重衡の遺体h)早くも望ましくない状態になってしまわれました。


意味3

意外な、思いがけない、思いもよらない

[出典]今日はそのことをなさんと思へど 徒然草
「今日はその事をなさんと思へど、あらぬ急ぎ先づ出で来て紛れ暮らし、待つ人は障りありて、頼めぬ人は来たり。」

[訳]:今日はそのことをしようと思うのだが、思いもよらない急用が先にできて(それに)気を取られて一日を過ごし、待ち人は差し支えがあって(来ず)、(来るのを)期待させない人は来てしまう。


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