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古文単語「いかがはせむ/如何はせむ」の意味・解説【連語】
著作名: 走るメロス
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いかがはせむ/如何はせむ

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副詞「いかが」と係助詞「は」、サ行変格活用の動詞「す」の未然形「せ」、そして意志/推量の助動詞「む」の連体形「む」が一語になったもの。

係助詞「は」によって意味が強調されるため、「如何せむ」を強めた表現。【意味2】の反語の意味になることが多い。

連語

意味1

(疑問の意味で)
・どうしようか
・どうしたらよいだろうか


[出典]これも仁和寺の法師 徒然草
「しばしかなでてのち、抜かむとするに、おほかた抜かれず。酒宴ことさめて、いかがはせむと惑ひけり。」

[訳]:しばらく舞を舞ったのちに、(頭にかぶっていた足鼎を)抜こうとすると、まったく抜くことができない。宴も興ざめして、どうしたらよいだろうかとうろたえました。


意味2

(反語の意味で)
・どうしようか、いやどうしようもない
・どうしたらよいだろうか、いやどうにも仕方がない


[出典]:養ひ飼ふものには 徒然草
「つなぎ苦しむるこそ痛ましけれど、なくてかなはぬものなれば、いかがはせむ。」

[訳]:(家畜を)つないで苦しめることはかわいそうだが、なくてなならないものなので、どうしたらよいだろうか、いやどうにも仕方がない


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