manapedia
古文単語「うちしぐる/打ち時雨る」の意味・解説【ラ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
317 views
マナペディア(manapedia)とは、中学校・高等学校で勉強する科目に特化した、マナビを共有し合う場です。たくさんのテキストの中からあなたにあったマナビを探したり、あなたが学習・勉強してきたマナビを形に残したりすることができます。テキストの内容に関しては、他の参考文献をご覧になり、ご自身の責任のもとご判断・ご利用頂きますようお願い致します。

うちしぐる/打ち時雨る

ALT

ラ行下二段活用

未然形うちしぐれ
連用形うちしぐれ
終止形うちしぐる
連体形うちしぐるる
已然形うちしぐるれ
命令形うちしぐれよ


意味1:自動詞

時雨がさっと降る、急に曇って雨が断続的に降る

[出典]花は盛りに 徒然草
「望月の隈なきを千里の外まで眺めたるよりも、暁近くなりて待ち出でたるが、いと心深う、青みたるやうにて、深き山の杉の梢に見えたる、木の間の影、うちしぐれたるむら雲隠れのほど、またなくあはれなり。」

[訳]:満月で曇りのなく照っているものを(はるか遠く)千里まで眺めているよりも、明け方近くになって出てくるのを待っていた(月)のが、とても風情があって、青みがかっているようで、山奥の杉の梢に見えている、木の間(からもれる)の月の光や、時雨がさっと降るむら雲に隠れている(月の)様子が、またとなく趣がある。


意味2:自動詞

涙ぐむ、涙にぬれる

[出典]:若菜上 源氏物語
「まみのあたりうちしぐれて、ひそみゐたり。」

[訳]:(明石の尼君は)目のあたりは涙にぬれて、泣き顔で座っています。


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。