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古文単語「おもひいる/思ひ入る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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おもひいる/思ひ入る

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ラ行四段活用

未然形おもひいら
連用形おもひいり
終止形おもひいる
連体形おもひいる
已然形おもひいれ
命令形おもひいれ


意味1:自動詞

思いつめる、深く考え込む、深く考えて入る、望んで入る、出家して山に入る

[出典]:千載集
「世の中よ道こそなけれ思ひ入る山のおくにも鹿ぞ鳴くなる」

[訳]:この世の中には(辛さから逃れる)道はないものだよ。思いつめて入った山の奥でも鹿が(悲しげな声で)鳴いていることよ。


意味2:他動詞

気にかける、深く心にとめる

[出典]平家物語
「遠くの異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを極め、諫めをも思ひ入れず...」

[訳]:遠く外国(の例)を探すと、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらの者はみな、もとの主君や前の皇帝の政治にも従わず、享楽の限りを尽くし、(他人の)諌言も気にかけることなく...


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