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古文単語「すなはち/即ち/則ち/乃ち」の意味・解説【名詞】
著作名: 走るメロス
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すなはち/即ち/則ち/乃ち

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「すなはち」には
①名詞
②副詞
③接続詞
の用法がある。
①名詞

意味1

そのとき、即時、即座

[出典]:見物は 枕草子
「渡り果てぬるすなはちは、心地もまどふらむ。」

[訳]:行列が通りすぎてしまったそのときは、心も慌てるのだろう。


意味2

その頃、当時、当座

[出典]:大地震 方丈記
即ちは、人みなあぢきなきことを述べて、いささか心の濁りも薄らぐと見えしかど...」

[訳]:(地震があったその)当座は、人はみなどうしようもないことを口にして、少しはココロの濁りも薄らぐように思えたのだが...


②副詞

意味

すぐに、たちまち、直ちに

[出典]かぐや姫の昇天 竹取物語
「立て籠めたる所の戸、すなはちただ開きに開きぬ。」

[訳]:(かぐや姫を)閉じ込めておいた所の戸が開いて、たちまちすべて開いてしまいました。


③接続詞

意味1

そこで、そういうわけで

[出典]:我が過去 方丈記
「おのづから短き運を悟りぬ。すなはち、五十の春を迎へて、家を出で世を背けり。」

[訳]:自然と長続きしない運を悟った。そこで、五十歳の春を迎えた時、家を出て出家したのです。


意味2

つまり、言い換えれば

[出典]:ある者、子を法師になして 徒然草
「一時の懈怠、すわなち一生の懈怠となる。」

[訳]:一時の怠りが、つまり一生の怠りとなる。


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