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古文単語「くだす/下す/降す」の意味・解説【サ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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くだす/下す/降す

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サ行四段活用

未然形くださ
連用形くだし
終止形くだす
連体形くだす
已然形くだせ
命令形くだせ


意味1:他動詞

雨などを降らせる、天界から下界へおろす

[出典]かぐや姫の昇天 竹取物語
「汝が助けにとて、片時のほどとて下ししを...」

[訳]:お前の助けにと、少しの間と思って(かぐや姫をお前のところに)下ろしたのに...


意味2:他動詞

下流に流す

[出典]最上川 奥の細道
「左右山覆ひ、茂みの中に船を下す。」

[訳]:左右を山に覆われ、茂みの中に舟を下流に流す


意味3:他動詞

身分の高い者が低い者に物を与える、下賜する、申し渡す

[出典]: 落窪物語
「中納言、大納言に成り給ふ宣旨下し給ひつ。」

[訳]:中納言を、大納言に昇進なさる宣旨をお申し渡しなさった。


意味4:他動詞

(都から地方へ)
行かせる、遣わせる

[出典]:富士川 平家物語
「いま一日も先に打手を下させたまひたらば...」

[訳]:もう一日でも前に討手の軍勢をお遣わしになったならば...


意味5:他動詞

(紙などに筆を)
おろす

[出典]: 梅枝 源氏物語
「かかる御中に、面なく下す筆の程...」

[訳]:このようなお方の中に(まじって)、厚かましくおろす筆の程は...


意味6:他動詞

調子を低くする

[出典]: 若菜上 源氏物語
「琴の緒もいとゆるに張りて、いたう下して調べ...」

[訳]:琴の緒もたいそう緩やかに張って、非常に調子を低くして演奏し...


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