manapedia
古文単語「にがし/苦し」の意味・解説【形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
1,479 views
にがし/苦し

ALT

形容詞・ク活用

未然形にがくにがから
連用形にがくにがかり
終止形にがし
連体形にがきにがかる
已然形にがけれ
命令形にがかれ


意味1

苦い、苦味がある

[出典]:宇治拾遺物語
「おほらかにて食ふに、苦きこと物にも似ず。」

[訳]:たっぷりと食べたところ、苦いことは例えようがない。


意味2

不愉快だ、不快だ、おもしろくない、気まずい

[出典]競べ弓・弓争ひ 大鏡
「饗応し、もてはやし聞こえさせ給ひつる興もさめて、こと苦うなりぬ。」

[訳]:(関白殿は、道長の)ご機嫌をお取りし、歓待し申し上げなさった興もさめて、気まずくなってしまいました。


備考

「にがう」は連用形「にがく」のウ音便。

このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。