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古文単語「にがし/苦し」の意味・解説【形容詞ク活用】 |
著作名:
走るメロス
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にがし/苦し
形容詞・ク活用
未然形 | にがく | にがから |
連用形 | にがく | にがかり |
終止形 | にがし | ◯ |
連体形 | にがき | にがかる |
已然形 | にがけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | にがかれ |
■意味1
苦い、苦味がある。
[出典]:宇治拾遺物語
「おほらかにて食ふに、苦きこと物にも似ず。」
[訳]:たっぷりと食べたところ、苦いことは例えようがない。
「おほらかにて食ふに、苦きこと物にも似ず。」
[訳]:たっぷりと食べたところ、苦いことは例えようがない。
■意味2
不愉快だ、不快だ、おもしろくない、気まずい。
[出典]:競べ弓・弓争ひ 大鏡
「饗応し、もてはやし聞こえさせ給ひつる興もさめて、こと苦うなりぬ。」
[訳]:(関白殿は、道長の)ご機嫌をお取りし、歓待し申し上げなさった興もさめて、気まずくなってしまいました。
「饗応し、もてはやし聞こえさせ給ひつる興もさめて、こと苦うなりぬ。」
[訳]:(関白殿は、道長の)ご機嫌をお取りし、歓待し申し上げなさった興もさめて、気まずくなってしまいました。
備考
「にがう」は連用形「にがく」のウ音便。
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