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古文単語「おこなふ/行ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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おこなふ/行ふ

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ハ行四段活用

未然形おこなは
連用形おこなひ
終止形おこなふ
連体形おこなふ
已然形おこなへ
命令形おこなへ


意味1:自動詞

仏道を修行する、勤行する

[出典]若紫・北山の垣間見 源氏物語
「人々は帰し給ひて、惟光朝臣とのぞき給へば、ただこの西面にしも、持仏据ゑ奉りて行ふ尼なりけり。」

[訳]:従者はお帰しになって、惟光朝臣と(一緒に家の中を)のぞき見なさると、ちょうどこの西面の部屋に、持仏をお置き申し上げて勤行するのは尼なのでした。


意味2:他動詞

(儀式や行事を)
行う、催す

[出典]:御国譲りの節会行はれて 徒然草
「御国譲りの節会行はれて...」

[訳]:天皇の譲位の儀式が行われて...


意味3:他動詞

国や領土を治める、政治を執り行う、処理する

[出典]:心なしと見ゆる者 徒然草
「世の人飢ゑず、寒からぬやうに、世を行はまほしきなり。」

[訳]:世間の人が飢えず、寒い思いをしないように、政治を執り行ってほしいものである。


意味4:他動詞

指示する、命令してやらせる

※この用法の場合、{命令文+と+おこなふ」の形で用いられる。
[出典]:今昔物語
「『行きて彼からめよ。』と行へば...」

[訳]:「行ってあいつを捕まえろ。」と指示すると...


意味5:他動詞

与える、施す

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