manapedia
古文単語「おとなし/大人し」の意味・解説【形容詞シク活用】
著作名: 走るメロス
439 views
マナペディア(manapedia)とは、中学校・高等学校で勉強する科目に特化した、マナビを共有し合う場です。たくさんのテキストの中からあなたにあったマナビを探したり、あなたが学習・勉強してきたマナビを形に残したりすることができます。テキストの内容に関しては、他の参考文献をご覧になり、ご自身の責任のもとご判断・ご利用頂きますようお願い致します。

おとなし/大人し

ALT

形容詞・シク活用

未然形おとなしくおとなしから
連用形おとなしくおとなしかり
終止形おとなし
連体形おとなしきおとなしかる
已然形おとなしけれ
命令形おとなしかれ


意味1

大人びている、成熟している

[出典]:澪標 源氏物語
「十一になりたまへど、程より大きにおとなしう清らにて...」

[訳]:十一歳におなりになりましたが、年齢の割には大きく大人びて美しく...

※「おとなしう」は連用形「おとなしく」のウ音便。


意味2

年配で思慮分別がある、年配で中心的な立場の者である

[出典]丹波に出雲といふ所あり 徒然草
「上人、なほゆかしがりて、おとなしく、物知りぬべき顔したる神官を呼びて...」

[訳]:聖海上人はさらに(理由を)知りたいと思って、年配で中心的な立場の者で、物を知っていそうな顔つきの神官をよんで...


意味3

穏やかだ、温和だ、素直だ

[出典]:人のものを問ひたるに 徒然草
「うららかに言ひ聞かせたらんはおとなしく聞こえなまし。」

[訳]:率直に言い聞かせたならばきっと穏やかに聞こえただろうに。


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。