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古文単語「やうなり」の意味・解説【助動詞】
著作名: 走るメロス
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やうなり

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助動詞

未然形やうなら
連用形やうなりやうに
終止形やうなり
連体形やうなる
已然形やうなれ
命令形


※活用語の連体形、助詞「の/が」の後につく。

意味1:比況・類似

まるで〜のようだ、〜に似ている

[出典]黒鳥のもとに・白波 土佐日記
「これを見れば、春の海に秋の木の葉しも散れるやうにぞありける。」

[訳]:これを見ると、春の海にまるで秋の木の葉が散っているよう(な情景)であった。


意味2:例示

例えば〜のようだ

[出典]:鳥は 枕草子
「雀などのやうに、常にある鳥ならば...」

[訳]例えば雀などのように、いつもいる鳥ならば...


意味3:婉曲

〜のようだ、〜みたいだ

[出典]筑紫に、なにがしの押領使 徒然草
「筑紫に、なにがしの押領使などいふやうなる者のありけるが...」

[訳]:筑紫に、なにがしとかいう押領使(という職についていた)などというような者がいたのですが


意味4:願望・意図

〜ように

[出典]:徒然草
「すべて男をば、女に笑はれぬやうにおほしたつべしとぞ。」

[訳]:何事につけても男は、女に笑われないように育てあげるべきだということだ。


意味5:状態

〜ように見える、〜のように思われる

[出典]:桐壷 源氏物語
「おのづから御心うつろひて、こよなく思し慰むるやうなるも...」

[訳]:自然と(帝の)お心は(藤壺へ)移ってゆき、この上もなくお気持ちが慰められるように思われるのも...


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